私たちについて

長野県篠ノ井の信州バイオファームです。

信州バイオファームのサイトをご覧いただきいただきましてありがとうございます。

私たちは長野県篠ノ井の標高300mを超える豊かな自然環境で、ハウス栽培を中心にミディトマト、なす、きゅうり、アスパラガスなどの野菜を生産しています。


「土」へのこだわり

バイオファームでは「土」にこだわり農産物を作っています。
土は美味しい農産物を作る上で一番重要と言っても過言ではありません。
世の中の美味しい野菜には必ず、それを育てた土壌があります。

バイオファーム特性の堆肥

バイオファームでは有機物100%の堆肥を使用しています。
原料は、きのこの廃床。これには、きのこの生育にはとうもろこしの芯が使われているため、間接的にとうもろこしも含まれています。
とはいっても、ただ堆肥を撒くわけではありません。この2つを混ぜ合わせ、発酵させることで菌が活動して熱を持つことで、美味しい農産物を作るために必要な肥料を作り出すのです。
私たちが生産している全ての農産物は、この土から始まるのです。

ぼかし肥料

堆肥を蒔いた後は、ぼかし肥料を使用します。
原料は同じく篠ノ井で生産された米から取れる米糠。
ぼかし肥料は堆肥よりも早く土に吸収されるだけでなく、土の地温を上げたり、菌の動きを活発にしたり長期的な土質改善に繋がります。

特別栽培基準をクリア

バイオファームでは、農林水産省の特別栽培基準を満たした栽培をおこなっています。

特別栽培基準とは?

その農産物が生産された地域の慣行レベル(各地域の慣行的に行われている節減対象農薬及び化学肥料の使用状況)に比べて、節減対象農薬の使用回数が50%以下、化学肥料の窒素成分量が50%以下、で栽培された農産物。

土に手間暇を

有機物の土壌を作っているといっても、ただ堆肥や肥料が出来上がるわけではありません。
土を一定期間ごとにホイールローダーで空気と触れさせたり、ライスセンターやきのこ工場からいただいた原料成分を運んだり、手間隙をかけることでえぐみが少なく、甘みの強い野菜を作ることができます。

「ハウス」での生育環境

バイオファームこだわりの農産物が作られているのは、40棟を超えるビニールハウスです。

1年中生産することができる

ハウス栽培では1年間を通して農産物を生産することができます。トマトは夏にしか食べられないなんてことはありません。
生産地である長野県長野市は降雪量が多い地域ですが、バイオファームでは、夏でも冬でも変わらない品質のトマトを当サイトよりご購入いただけます。

天候に左右されない


農業の最大の敵である天候。どんなに優秀な生産者であっても天候をコントロールすることはできません。
しかし、ハウス栽培を導入することによって天候による影響を限りなくゼロに近づけることができます。
実際バイオファームでも、ハウス内での温度、水分量、日光量を調整することで、生産量も安定し、いつの時期でも同じ味を提供しています。

虫や病気にも強い

天候に左右されないだけでなく、外界と2段構造で遮断されているため病害虫と接触する機会が極端に少なくなります。事実、バイオファームでは病気や虫による被害はほとんどありません。
また、先述した通り私たちが実践している特別栽培にハウスは大きな効果を発揮します。
通常、農薬は病気や害虫がいるからこそ撒く必要がありますが、外界と隔離されたハウス栽培ではそもそも病害虫の発生量が少ないため農薬が少なくて済むのです。

生産への想い

信州バイオファームは1985年、現代表である荒井洋一郎の父、荒井清がスタートさせた事業です。

バイオファームの始まり

36年前、「循環型農業」の実現を目指してバイオファームは作られました。
当時農業の経験などは一切持っていなかった荒井清はまず、きのこ栽培を始めましたが、当然ながら失敗の連続。
それでも変わらぬ姿勢で改善を繰り返し、創業当初からの目標でもあった「循環型農業」を実現しました。

県外大手の高級スーパーの取引を獲得

バイオファームのこだわりである「おいしくて・安全・安心な農産物を作る」という考えは理念だけに留まらず、消費者や販売店などにも認められています。
例えば、圏外大手で誰もが知っているような大手スーパーや、2020年に株式上場を果たしているオイシックス、JAのAコープなどとの直接取引も行っています。

2014年に事業を託す


2014年、長男でもある荒井洋一郎へバイオファームの経営権を譲渡し、自身は農福連携の分野へと新たな舵を進めています。
現代表でもある荒井洋一郎は、父が残した栽培ノウハウをしっかりと継承しつつ現代の課題である食料自給率の低下、人口減少、農家の減少に対して新しい考えを取り入れることを躊躇わず、バイオファームで生産している農産物を口に運ぶすべての人のために更なる品質とおいしさ、安全・安心を求めて改善に取り組んでいます。

信州ふれあいの森


信州バイオファームの創設者である荒井清が「農福連携」を目指して、2021年11月から就労継続支援施設「ふれあいの森」として利用者の受け入れを開始しています。
施設の特徴はなんといっても賃金が高いこと。その背景には、信州バイオファームで年間を通して安定した仕事量を確保できるという点があります。

ふれあいの森では、利用者の方々を貴重な活躍者と捉え、農作業を通しての自立・成長を促しています。
ふれあいの森について詳しく知る
また、農業業界で人材不足が課題として挙げられますが、信州バイオファームでも例外なくその課題に悩まされていました。
90%が単純作業の農業にとって、利用者の方々はまさになくてはならない存在なのです。
実際にバイオファームで収穫される様々な農産物は、ふれあいの森の利用者によって収穫作業が行われています。